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中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方6「ほしい車のライバル車種」

車の買い替えで中古車を探すとき、まずは欲しい車の候補がいくつかあって、その車の中古車をいきなり探し始める人が多いと思います。


それは悪いことではないのですが、よくあるのが、欲しい車を探せば探すほど、予算オーバーで買えない、走行距離の多い多走行車しか買えそうもない。または、修復歴のある車などのように「わけあり」の車しか見つからない、といった悩みですね。

 

中古車は家から近いショップで探すべき

中古車の選び方~程度の良い中古車を選ぶ方法~でも書きましたが、中古車は、なるべく家から近くのショップを回って探すべきなのですが、そうすると、玉数は全国にたくさんある中古車でも、近所には希望の物件がほとんど無いという事態におちいる確率は高くなります。

だからといって遠くのショップへ遠征するのは多少難ありの物件でも、遠くまで来たからと、無理やり買ってしまう危険性が高く、おすすめではありません。

 

欲しい車種以外からも選ぶ

では、どうすればよいのでしょうか。ひとつの方法ですが、ほしい車種以外の車を選択肢に入れてあげることで解決することがあります。

 

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方4「人気の車種をはずす」でも少し書きましたが、人気車種がほしい場合、予算におさまらなければ、逆に人気の盲点になっている車を探すことが早道です。

 

同じように、欲しい車を探していて、予算におさまる中古車がなかなか見つからない場合にもこの手が使えます。

 

ライバル車種に答えがある場合も

それは、他メーカーのライバル車種にも検索の手を広げるという方法です。メーカーをまたいで、同じカテゴリの車のライバル関係の車種を探すという方法があります。

 

中古車の状態は一台一台がオプションや装備やグレード・色・年式・走行距離など、さまざまな要因で価格が決まってきますので、狙った車種にちょうどいい車がみつからないときは、ライバル車種に選択肢を広げてみる、というのがひとつの妥協点になります。

すると、年式が同じで、走行距離が多少多めでも安い車が見つかったり、走行距離が許容範囲で、年式が1年か2年だけ古い車で予算内におさまったりします。

 

どこを許容範囲とするかを柔軟に変動させることで、ほぼ同スペックのライバル車から希望の範囲の「ちょうどいい中古車」を発見できる可能性が高まります

 

セレナが欲しかったけれど、ノアやステップワゴンにする、といったようにライバル車種を候補に入れてあげることで、解決できる場合があります。

もちろん、不人気車種を含めれば一気に予算におさまる可能性が高まりますが、人気車種同士でも、走行距離や年式を妥協していけば、ちょうどいい物件を発見できる可能性が出てきます

 

ということで、中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方6「ほしい車のライバル車種」についてでした。

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方5「ボディの形状」

お買い得な中古車の見つけ方についてシリーズでお届けしていますが、ボディの形状にも人気・不人気があり、その不人気な形状を狙うという方法があります。

 

人気はなんといってもミニバンやコンパクトカーになります。セレナ・ノア・アルファードなどのミニバンやフィット・アクア・ノートなどのコンパクトカー、コンパクトではないですが常に人気車種ベスト1・2に入るプリウスなどが人気です。

 

セダンとクーペが狙い目

狙い目となるのは不人気な形状ですが、まずあげられるのがセダンタイプの形状です。

セダンとはタクシーの形がセダンになります。昔からある車の代表的な形状ですが、現在はこのセダンタイプの車は人気が無く、中古車になるとお買い得感があります。トランクが後ろについている形状は人気が無いのが現状になります。


昔は売れたセダンですが、はっきり言ってデザインが古臭さがあり、車高の低さからくる車内の狭さ、トランクの上の空間が無駄になっていることが不人気の原因のようです。

トランクの上部まで屋根があるステーションワゴンはまだ人気があります。ステーションワゴンの車高を高くしたものがミニバンの形状になり、人気があることを考えると、車内が広く、天井が高い車が人気になっているのが現代の車事情ということになります

実際に軽自動車も天井の高い車が人気です。また、普通車のSUVはデザイン的に大型なタイヤの上に車高の高いワゴンタイプのボディが乗っかっている趣味性の高いデザインなので人気があります。
これらの人気の車に比べると、セダンの車高の低さ、デザインの古さ、が売れない原因になっているのが現状です。

お買い得の車を買うのなら、不人気な形状のセダンを狙うのがひとつの方法になります

 

また、クーペタイプも不人気な形状になります。不人気の理由は上記にあげた車高の低さなどの理由に加え、積載空間の狭さなど、実用性が求められると苦しいデザインであることなどが売れない理由になっているようです。

セダンとクーペをまずは検討してみるのがお買い得車を見つけるには有効な手段になります

 

ミニバンより狭いコンパクトミニバンも狙えます

コンパクトミニバンは、3列シートの小型なミニバンですが、3列目が狭いことや、自転車などの背の高い荷物があまり積めないミニバンということで、購入者の満足度がやや低めのようです。

コンパクトミニバンを売却して背の高い普通のミニバンに買い替えてしまうユーザーも少なくないようですので、実用性を考えると、普通のミニバンに軍配が上がるので、コンパクトミニバンは不人気な形状といえるわけです。

ということは狭さや実用性の面を妥協できるなら、狙い目の形状だといえます。


自転車を積むわけではない、時々6人を乗せる必要があるなど、車高や天井の高さや広さはそれほど求めないが人数は多めに乗れる必要があるなど、お買い得なので狙える理由がある方にはおすすめの形状になります。

不人気な形状とはいっても、性能が劣るわけでもなく、天井の高さがそれほど必要ないならばコンパクトミニバンは積極的に狙う価値があるのではないでしょうか

 

ということで、中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方5「ボディの形状」についてでした。

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方4「人気の車種をはずす」

中古車を買い替えるとき、多くの人が選ぶ車種は人気車種に集中しがちです。

街でよく見かける車といえば、プリウスやアクア、軽自動車全般、ヴォクシーやセレナなどですが、やはりよく見かける車をまず候補にあげて検討する人が多いわけです。

そして実際にネットなどで検索して中古車店に見に行ってそのまま購入している人が多いんですね。

するとどうしても知名度の低い車、あまり街中で見かけない車は不人気で売れず、価格も下落しますつまり不人気というだけで性能が劣るわけでもない「隠れた名車」を見つければ、安くて程度のよいお買い得車を手に入れることができるわけです

人気の車種をはずして考えることが、ここではおススメのお買い得車購入法になります。

 

たとえばミニバンではMPVとか

たとえば、根強い人気のミニバンですが、ミニバンの人気車種といえば、ノア・ヴォクシー・セレナや大型ミニバンではアルファード・エルグランドなどになります。

 

これらの車種は人気で価格も高めになる傾向がありますが、これらの人気車種の陰に隠れている不人気車を狙えばよいということで、ここではマツダのビアンテとMPVをあげてみます。

どちらもあまり見かけないといえば大げさですが、この車名を聞いて、車の形が思い浮かばない方もいるはずです。

 

こういう人気の盲点になっている車を比較対象にしてみると、意外とスペックも良く、性能が大差ないということがわかることも多く、狙い目の車はまだまだあります。

ビアンテはミニバンの形をしていますが、MPVは天井が低い車なのでミニバンといえど、ステーションワゴンみたいな形なので同じミニバンとして比較しづらいですが、天井の低さを我慢できれば、安くてお買い得感がある車です。

いずれも2016年で販売終了してしまっていますので玉数はどんどん減っていきますが、中古車としてお買い得な車種なので一度スペックや価格を比較してみるのも良いのではないでしょうか。

 

ほかにも人気の陰に隠れた名車はあります

上記のように人気の盲点になっている車種を見つけられれば、それほど性能に大差がなくて安くてお買い得な中古車があります。

 

ふだんよく見かける車種以外で探す方法としては、カーセンサーnetなどのサイトで、たとえばミニバンなら全メーカーのミニバンを念入りに見ていけば、意外なお買い得車種があることに気がつきます。

ミニバンに限らず、どの形の車でも人気車種があれば不人気車種が必ずありますので、不人気車種を狙ってみるのもお買い得車を見つけるひとつの方法になります

 

ということで、中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方4「人気の車種をはずす」についてでした。

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方3「色とグレード・装備」

中古車の買い替えで安くて程度の良い車を見つけるには、人気をはずし、不人気のものを選ぶという選択方法があります。

ひとつは、人気の車種をはずす方法ですが、これは別途記事にしますのでご覧下さい。→お買い得な車の見つけ方4「人気の車種をはずす」


車の人気を決める要因にはほかには、色=ボディカラーやグレード・装備の違いによる人気・不人気があります。

 

ボディカラーの人気・不人気

一般的な傾向として、ボディカラーの人気色は黒と白です。特にミニバンや高級車にはその傾向が強く出ます。

同じグレードでも色が黒や白だと、ほかの色より数十万円も高いということがあります。

 

逆に言えば、人気の無い色を選べば、かなり安い物件を見つけることができることもまた事実です。

これはいろいろな中古車物件を見ているとだんだんわかってきますが、同じ青系でも濃い青と薄い水色でも価格が違ってきます。どうしても好みの色がはずせないということでもなければ、不人気な色を狙うというのもひとつの方法です


グレードや装備の人気・不人気

メーカーオプションというものがあり、サンルーフや純正カーナビなどは中古車になったあとからつけられない装備です。

これらのメーカーオプションは新車を注文した時につける装備なので、ついている車は人気になります。それだけ価格も高くなりますので、これらの装備が気になるという場合でなければ、はずして考えるというのがお買い得車を見つけるポイントになります。

 

グレードも排気量が大きな車は当然、価格が高くなるので、お買い得な車を見つけるには新車価格の安いグレードの中古車に絞ればよいということになります。

 

まとめ

これらの、いわば妥協点を総合して組み合わせれば、安くて程度の良い中古車を探し出せる可能性が高くなります。

人気の色を避ける、メーカーオプションを避ける、グレードは安いものを狙う、などの組み合わせです。

 

ただ、せっかく中古車になって憧れの車に手が届くという楽しみもあるので、色は妥協するけれども、排気量が大きなグレードを狙うなどの一点豪華主義で満足感を得るのもいいのではないでしょうか。

 

ということで、中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方3「色とグレード・装備」についてでした。

 

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方2「年式とモデルチェンジ」

中古車に買い替えるとき、安くて程度の良い中古車を選ぶ方法のひとつに年式とモデルチェンジに注目する方法があります。

 

年式には高年式と低年式がある

年式には2017年式(平成29年式)、2010年式(平成22年式)のように西暦や平成何年に作られたかで何年式と呼びます。

数字が大きい=数字が高い=高年式で、より新しい車のことをさします。逆に、数字が小さい=数字が低い=低年式で、より古い車をさします。

単純に中古車は新しい高年式の車ほど人気があり、値段も高く、お買い得な車というものは少なくなります。

反対に、低年式の上質な車を選ぶことができれば、年式のわりに程度の良いお買い得な車に出会える可能性が高まります。

 

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方1「走行距離が多めの車」でも書きましたが、走行距離が高年式でも多めの車を狙う方法があります。つまり、5年目の車が標準で5万km前後の走行距離とすれば、5年目なのに13万kmくらい走っている多走行車の中には程度が良い車もあるということでした。


ここでは、その逆を狙います。低年式の車で、走行距離の少なめな車の中から程度の良い車を見つけるということです。たとえば10年目の車が標準で10万km走行するとして、5万kmしか走っていないような車を狙います。

10年で5万km程度ということは、通常の半分程度しか乗られていないことになり、まだまだ長く乗れる可能性が高くなります。しかも10年前の古いモデルになるため、人気も低く安く買えるでしょう。日本の車は年々、性能が向上しているため、メンテナンスさえよく手入れされていれば20年くらい乗れる車が多くなっています。距離も20万kmくらい乗れる車が多いことから、10年で5万kmというのはまだまだこれからの車と言えるでしょう。

 

ここで注意点は、あまりにも走行距離が短い車は放置されていた車の可能性がありますので、状態を良く見たほうが良いということです。車は頻繁に動かし続けてメンテナンスをきちんと継続的にしてあれば長持ちしますが、放置期間が長いとたまに動かしたときに不具合が発生することがあります。なので10年で1万km以下のような極端に走っていない車は安くても注意が必要です。もちろん近場の移動で頻繁に使われて、メンテナンスも定期的にされていれば問題なく狙い目となります。

 

モデルチェンジ後は旧型の価格が下がる

車種によって数年ごとに新型車が出てモデルチェンジがされる周期があります。

メーカーは常に新型車を開発して熟成を続けているので、あるタイミングで新しい技術を盛り込んだ新型車を発表し、モデルチェンジを行います。

モデルチェンジがされると、新型車は性能が上がり、人気となります。以前のモデルは旧型となり、買い替える人が増えるため、旧型が中古車として大量に出回り、旧型の中古車相場が下がります。

2世代以上前のモデルも同様にさらに下がります。ここで旧型が安くなっているのでお買い得感が出てきます。

 

今ほしい車種の中古車がある場合でも、もしモデルチェンジが近いようであれば、モデルチェンジまで待つと相場が下がるので、買い替えを急ぐ理由が特に無い場合は、モデルチェンジを待ってみるのも手です。

 

モデルチェンジにはマイナーチェンジとフルモデルチェンジがある

モデルチェンジには2つあり、小規模な改良のマイナーチェンジと、全面改良の新型を出すフルモデルチェンジがあります。マイナーチェンジでは外観もそれほど大幅な変更がないので人気もそれほど大幅に下がることはありません。ただ、小規模な改良があるので、性能や装備がアップしていることがあり、旧型のモデルの中でも狙い目はマイナーチェンジ後の「後期型」が狙い目です。


フルモデルチェンジの方が、大きく車の外観も変わり、旧型の価格の下落幅も多めになります。カーセンサーnetなどで調べると、フルモデルチェンジの時期も何年の何月にフルモデルチェンジがあったか記載されています。また、写真を見ればフルモデルチェンジごとに車の外観が大きく変化していることがわかります。少しでも新型に乗りたいのが人情というものですので、逆にその人気の落ちる旧型を狙うのがお買い得車を見つけるには良い手段となります。

ということで、中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方2「年式とモデルチェンジ」についてでした。

中古車の買い替えでお買い得な車の見つけ方1「走行距離が多めの車」

中古車のお買い得な車を見つける方法として、まず第一に走行距離が多めの車を狙うと良い場合があります。

多めというのは何を基準にしたらよいのかにもよりますが、平均的な走行距離を基準に考えてみましょう。

中古車の走行距離はどれくらいが普通なのか

中古車は使い方で大きく差がありますが、平均的な使われ方をした中古車は年間1万kmが平均的な走行距離とされています。

おおよそ5年目の車なら5万km前後、10年目の車は10万km前後であれば、少なすぎず、多すぎず、平均的な走行距離だといえます。


走行距離が少なければ良いとは限らない

車は機械なので、日々使われている状態で維持するほうが安定する性質があります。回転する部品が多いので、常に動かし続けているほうが安定します。また、オイルや水が循環しているので、動かすことで各部でなじむように流動するようになります。なので長期間乗らなかったりするとかえって不具合が生じる確率が上がります。
走行距離はあまり少なすぎると、調子が良くないことがあり、適度に使われている車のほうが程度が良いと言えます。


走行距離が多めでも程度の良い車が存在する

これも使われ方によりますが、たとえば長距離通勤に自動車を使う人の場合、家と職場が50km離れていれば、往復で1日100km、年間250日として年間25,000km走るケースで考えます。

標準的な年間1万kmに比べて2.5倍の走行距離になり、この場合では5年で約13万kmに達しますが、こういう毎日長距離を一定の使われ方をした車はメンテナンスさえしっかりされていれば20万kmくらい問題なく走れる場合が多くあります

 

つまり、5年で10万km以上走っている多走行車の中には、メンテナンスさえしっかりしていれば、安く買えるが程度の良い車がある場合があります。営業車としてリースで使われていたリースアップ車も、リース会社の定期的なメンテナンスがされているため、走行距離の割には程度の良い車があります。
もちろん、営業車の中には乱暴に運転する営業マンもいますので、劣化が激しい車両もあり、車内で喫煙されていた車もありますので、車内の窓や内装がヤニで変色していたり、臭いがひどい場合もあり、注意は必要です。

 

それでは、どうすれば乱暴に乗られたかどうか見分けられるでしょうか。
一つは、実際に車を見て、各部にガタがきていないか、臭いはキツくないか観察してみましょう。特に運転席や助手席の足元が革靴でこすったような黒い汚れや傷だらけになっていないかを見てください。営業車だと、車内で長時間を過ごすことになり、足元の汚れや劣化が激しくなります。もし足元の劣化がほとんどないきれいな車なら、紳士的な人や女性の営業さんに使われていた可能性があります。

 

また、販売店によっては一般の乗用車で通勤に使われていた車だとわかる場合があります。それはディーラー系の中古車店などで、前オーナーから下取りした車の場合です。担当者の情報で、通勤で長距離を毎日使われていたという情報が残っている場合があります。そのような車は13万kmで5年目の車を安く買えるとしたらまさにお買い得ということになります。車検もディーラーでお金をかけてきちんと整備されていたなどの情報が記録簿などで残っていれば最高の掘り出し物と言えます。

 

このように、走行距離が多ければそれでいいわけではなく、走行距離が多めでも程度の良い車が存在するという意味なので、よく選んでお買い得な一台を発見しましょう。

車検のとき車の買い替えに悩んだら、どうすればいいか

車検が近づくと車を買い替えるかどうか、悩みますよね。
車検を通して、ずっと乗り続けたほうがいいのか、買い替えたほうがいいのか?

買い替えるとしても、新車がいいのか、中古車がいいのか?

 

新車を買ってから3~5年以内に売ってまた新車を買い替えたほうがいいのか?
中古車に乗り換えるのがいいのか。

 

いろいろなパターンが考えられます。

・新車→新車→新車と、新車を乗り換え続けるパターン。

・中古車→中古車→中古車と、中古車を乗り換え続けるパターン。

・新車や中古車を混ぜこぜに乗り換えるパターン。

・乗り換えないで車検を通して、その後も壊れるまで乗って乗りつぶすパターン。

 

結論を先に言えば、一番安く済ませたいなら車検を通して乗りつぶすのが良いことになります。

これは新車でも中古車でも大抵は乗りつぶすのが経済的には得な場合が多いからです。
この新車か中古車かという話は、関連記事「新車と中古車はどちらが経済的に得なのか?」をご覧下さい。

 

ただ、お金のかかる故障が立て続けに起きると、気持ち的には買い換えたくなりますよね。

お金のかかる故障の代表的なものはエアコンの故障があります。
エアコンが効かなくなると夏はつらいですよね。

エアコンの修理代は内容にもよりますが、高くつく場合は15万円前後からそれ以上かかる場合もあります。
エアコンの修理だけしても、ほかの部位に負荷がかかってまた修理になるのを避けるため、一式交換になることが多いためです。

エンジンの故障ももちろん高くつきますが、もしエンジン交換の場合は20万円からそれ以上かかる場合があります。

 

お金のかかる故障の原因

お金のかかる故障が続く理由としては、オイル交換などの基本的なメンテナンスを長期間しなかったような原因があることが多いです。


故障したらすぐに修理をしないで修理代金の見積もりだけをもらって、修理するか、買い替えるかを検討してみると良いでしょう。

それでも修理代が車の購入費用より安ければ修理して乗り続けるというのもありです。

 

これらの故障が立て続けに起こらない限りは、乗りつぶすつもりで車検を通して乗り続けるのが一番安い可能性が高くなります。

修理には修理保証というものがつけられるので、また同じ故障が起きたら保障期間内であれば修理してもらえます。
修理する場合には修理保証をつけてもらえる工場にお願いするようにしましょう。たいていは保証がつけられます。

 

もし、買い替えに悩んでいる理由が、家族が増える予定だったり、ライフスタイルの変化による車種の変更であるならば別で、それはもう買い替えを前提に新車か中古車かを考えるべきということになります。
買い替えと決めたのなら、車の売却は下取りよりも買い取り専門店に査定依頼するのがおすすめです。一番高く売れる方法については「下取りと買い取り店への売却はどちらが高く売れるのか?」をご覧ください。

 

買い替えか車検か、どうするのが経済的に一番安くなるかで悩んでいるのなら、普通は車検を通して乗るのがいちばん安くなります。

 

車検を出すディーラーで買い替えを勧められた場合は、ディーラーは売るのが仕事なので、話半分で聞いておいて、やっぱり車検を通すというのも手です。
車検の専門でやっている整備工場などでは、ディーラーより安い金額で車検を通せる場合がよくあります。

 

ディーラーの車検は、予防的に、やや過剰なほどに部品を交換しておくような整備をする傾向がありますので、街の車検工場などよりも高い見積もりになってしまうことが多いです。
なので、車検をディーラーにお願いする場合は、少々高めでも安心を買っているという意味合いがあります。
それで安全に長く乗れると思えば車検を通す出費も保険代わりと割り切れるのではないでしょうか。

 

車検を安く済ませたければ、街の車検専門店に行くのもひとつの方法です。過剰な整備をしないようなコースを選べばよいのです。もちろん、安心のための交換を推奨する部位についてはアドバイスしてもらえますので、必要と思えば選択してお願いするという方法もあります。

 

以上、車検のとき車の買い替えに悩んだら、どうすればいいかについてでした。