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中古車に買い換えるとき長期保証に加入すると安心?

中古車への買い替えを検討している場合に、中古車は新車のような保証がないため、もし故障したら大きな出費になってしまうという怖さがありますよね。

その不安を解決するのは長期保証です。でも中古車には新車のような長期保証がつけられないんじゃないか、と思っていませんか?それがつけられるなら、安心ですね。

もし保証なしで故障した場合は、修理代は自腹で払うことになりますが、自動車の修理代はエアコンやエンジンなどが故障すると修理代に10~20万円くらいかかってしまうこともあり、もし故障が連続して発生した場合などには保証代は元を取れてしまうことがあります。

 

保証についての考え方

保証代は何も無ければ掛け捨てになり、損をします。故障が一度も起きなければ、支払った保証代は帰ってこないので、心情的には保証には入らなければ良かった、もったいなかったと思うのが普通です。

しかし、それは結果論であって、保証の考え方は、もし何かあったら保証代以上の修理代でも払ってもらえるが、何も無ければ掛け捨てになるという契約なのです。
保険と同じようなものなので、困った人を助けるための積立金のようなものです。

誰かがそれを使って助かるわけですね。何もなかった人は、損をしますが、もし自分の車が故障したら助けてもらえるというものです。

 

保証付きの車を保証しているのは利益の一部

長期保証をつけているディーラー系の中古車店などは、その保証代を十分な利益の中に(上乗せして)入れてあるといえます。

安売りの中古車店はこの十分な利益が無いので、保証も1ヶ月~3ヶ月しか付けられないということです。

保証代こみの利益をのせて高い値段で販売してもディーラー系の販売店は売れるので、保証も1年ついていたりするわけです。

 

自腹で修理代を払えるなら保証なしでもいいという考え方

保証料金をカーセンサーアフター保証の料金表で見てみます。

国産車10年落ち10万kmの車の場合、3年保証の料金

軽自動車は約10万円
2000cc以下は約11万円
2001cc以上は約12万円

輸入車10年落ち6万kmの車の場合、2年保証の料金(輸入車は最大7万kmまで、保証も2年まで)
2000cc以下は約45万円
2001cc以上は約49万円

以上のような料金表になっています。

これを見ると、やはり輸入車は修理代が高く、保証料も高額で、しかも走行距離が最大7万kmまで、保障期間も最大2年までとなっています。

国産車は輸入車に比べると、保証料も安く、最大13万kmまで保証があり、保障期間も3年を選べます。

それでも保証料が10~12万円というのは安いとは言えませんが、エアコンやエンジンの故障がもしあれば、元をとれる可能性があるわけです。

しかし3年以内にエアコンやエンジンを乗せかえるほどの修理が発生しなければ、修理代を貯金しておいて自腹で払うという考え方もあります。
エアコンやエンジンの故障でなければ10万円あれば足りることもあると割り切れれば、保証に加入しないという考え方でもいいと思います。
結果的に保証に入っていたほうがお得だったということもありえますが、もし何もなければ10万円の貯金ができることになります。


まとめ

長期保証を付ける、付けないの選択はどちらが正解ということもなく、故障したら自腹で払うということにして貯金で準備をしておくということです。何も無ければ貯金が残るので、保証には入らないという考え方になります。

保証を長期で付ければ、長期で安心ということになりますが、保証料と修理代をいくらまでなら出せるかを検討し、どちらの可能性にかけるかという一種の賭けのような性質があるということです。

ただ、通勤用などで毎日の生活に車が必要で、保証料が思ったより安いと感じるなら、入っておくほうが安心して乗れるということは言えます。


ということで、「中古車に買い換えるとき長期保証に加入すると安心?」についてでした。