わけありの車を高く売って買い替える方法3「事故現状の車」
愛車が事故にあってしまったとき、自損事故の場合は車両保険に加入していれば、大破したような場合は保険で買い替えができますし、直せる軽い事故なら修理代も出ます。
しかし車両保険に加入していなかった場合は、直して乗り続けるか、廃車にするかを迷うことがあります。
また、追突などのもらい事故の場合は相手の保険で直せる場合もありますが、相手が任意保険に入っていなかった場合で相手に支払い能力が無いようなときにはどうにもならないこともあります。
やむをえず、車を直さずに買い替えることにした場合、事故現状の車を直さずにそのまま売れるのかという疑問もあります。
事故現状の車を売るにはどうすればよいのでしょうか。
事故現状ではなく、直してから売ったほうが高く売れるのでしょうか。
事故車を売却する前に修理をすべきか
事故車を売る場合に、事故現状のままではなく、修理してから売ったほうが高く売れるのかについては、修理代を上回る査定にはならないということがいえます。
修理工場もボランティアではないので、修理代には部品代以外の工賃を利益として請求されます。そのため、相応の修理代を支払うことになり、この修理代を取り返せるかというと、取り返せないということです。なのでそのまま事故現状で売るのがよいということになります。
事故現状車でも買取り・査定が可能
事故現状の車を買取る業者は少なくありません。
業者オークションでは事故現状車の専門コーナーがあり、中古車業者や輸出業者などが買っていきます。
中古車業者は自社工場で修理して国内で販売するために事故現状車を仕入れることがあります。すでに修理された修復歴車も仕入れますが、自社工場で修理して販売すると利幅が大きいということも理由です。
輸出業者は車を解体し、エンジンなどの使えるパーツを輸出する目的で仕入れます。また、使えない壊れた部分は鉄やアルミのスクラップとしての価値がまだ残りますので事故現状車には価値があるということです。
日本の車は海外で非常に人気が高く、低年式、多走行の車でも売れるということ、修理して乗り続けるということです。これに関しては以前の記事→『わけありの車を高く売って買い替える方法1「低年式、多走行の車」』をご覧下さい。
国内外での販路がある事故車専門の買取業者なら、少しでも高く売りたいときには利用してみる価値があります。事故現状車の売却には事故車専門の買取査定サイトを利用することをおすすめします。
もし、そのまま使用することが困難な大きな損傷のある事故現状車なら、事故現状車専門の買取サイトがあり、おすすめは以下のサイトです。
◎事故現状車の査定ができます。→事故車買取の<タウ>査定申込促進プログラム
※関連記事:事故現状ではなく、修復歴ありの車についてはこちらの記事をご覧下さい。→わけありの車を高く売って買い替える方法2「修復歴ありの車」
ということで、わけありの車を高く売って買い替える方法3「事故現状の車」についてでした。